スマホの使いすぎで手首が痛くなる通称”腱鞘炎”ドケルバン病について

こんにちは!

Revive接骨院グループ、広報の白戸です👩🏻

今回のテーマは

『 ドケルバン病 』

についてです!

 

どんどん進化していくスマートフォンや携帯ゲーム機。

今や片時も離さない・長時間使い続けるなんて珍しくない光景なのではないでしょうか?

なんでもないその使い方が、手首に痛みを出してしまうとわかっている人は少ないと思います。

今回はそんな手首の痛み、ドケルバン病について説明していきます💁🏻‍♀️

 

ドケルバン病とは

ドケルバン病とは親指の付け根付近から手首までに起こる炎症のことを指します。

 

手首の付け根には複数の腱が通っています。

そのうちの短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)は親指から手首につながる腱です👇

その2つの腱と、手首に存在する腱鞘(骨と筋肉をつないでいる腱を包み、腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織)がこすれることにより

炎症が起こるとドケルバン病という腱鞘炎を起こします

ピアニストや美容師など、以前は手指を酷使する職業の人に多かった腱鞘炎ですが、現在ではパソコンやスマートフォンの使い過ぎで腱鞘炎になる人が多くなりました😖

 

ドケルバン病の原因

親指の使い過ぎ

この原因が1番多く、尚且つスマホやゲーム機と関係が深いです!

そもそも短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)と長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)の動きは親指を伸ばしたり、指相撲で逃げるような指を広げる動きに関与します。

スマホを片手持ちで操作する時、親指だけでスクロールしますよね?

今絶大な人気を誇る某ゲーム機も基本的には手首は動かさず、親指だけの操作によるものですよね?

その動きこそ、2つの腱を使っている動きになります🤳

また、デスクワークなどでパソコン操作でもマウスを握り続けたりスペースキーを叩く頻度はかなり多いのも手指に痛みなどの症状を招きます。

このように「親指を伸ばして外側へ広げる動作」が親指の付け根と手首の炎症を引き起こし、痛みを誘発します⚡️

アメリカでスマートフフォンサム(スマホ親指)と呼ばれ、現代病の一種と言っても過言ではないでしょう。

女性ホルモンの変動

上記以外の条件でドケルバン病が発症しやすいのは妊産婦や更年期を迎えた女性です。

妊娠・出産時期には、「プロゲステロン」という、妊娠の維持に必要なホルモンが通常期よりも多く分泌されています。

このプロゲステロンには、2つの腱を覆う“腱鞘を収縮させる”という作用も持っていることから、腱の滑りを悪くする原因の一つと考えられています。

一方、更年期の時期には卵胞ホルモンとも呼ばれる「エストロゲン」が閉経に伴い減少していきます。

エストロゲンは腱や関節を柔軟に保つという作用を持っているため、減少することで腱や腱鞘が炎症を起こす原因になります。

また出産後はホルモン分泌が不安定な時期に赤ちゃんの抱っこなどが続き、女性ホルモンと手首の酷使で痛みを起こしやすいので特にセルフケアや休ませる・休むということが大切になります😔

ドケルバン病セルフチェック

〜アイヒホッフテスト〜

親指を握るようにグーをつくります。

そこから手首の横を伸ばすように傾けたときに赤色の丸の部分に痛みが起こればドケルバン病の可能性が高いです。

セルフケア方法

ストレッチ

腱とは骨に筋肉を付着させるための繊維性(せんいせい)のひも状の組織のことです。

筋肉が硬くなると腱も引っ張られ炎症や痛みを起こしやすくなります😰

なのでストレッチをして剣に負担がかからないようにしてあげましょう!

👆腕の屈筋を伸ばすストレッチ

👆腕の伸筋を伸ばすストレッチ

安静

使い続けず、休ませながらスマホやゲーム、パソコンは使いましょう😇

スマホの持ち方を気を付ける

片手で操作しない!

両手を使って片手でもち、片手でスクロールしましょう📱

それだけでもかなり負担は減ります。

 

最後に

痛みが強い場合には基本的には注射を行いますが、この注射がまたかなり痛いらしいです・・・💉

痛い思いをする前から意識して、痛みが出ない身体作りをしていきましょう💫

 

まずはお気軽にご相談を!

その痛み、まずは当院へご相談してみませんか?お電話していただくと、グループ院のスタッフがあなたの症状などをお尋ねします。簡単で構いませんので痛みの現状をお伝えください。

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